一つ前の記事に書いたとおり、
KATE BUSH の「
THE KICK INSIDE」を購入。

1995
TOCP-3005
メタルなCDを手にレジに向かう途中で発見してしまったのよ。
このアルバム、大昔乙女だった頃に聴きました。
LPは多分実家にある(はず)。
収録されている「嵐が丘」は、ラジオで聴いたのが最初です。
もうね、なんでしょう、ショックで動けなくなりました。
多分、何か書いてたと思うんだけど、マンガみたいにペンを持ったままフリーズ。
その形のままで聴き終えたのでした。
なんでそんなに克明に覚えてるかっつーと、やはり衝撃が大きかったからでしょうなぁ。
「嵐が丘」って、ヒースクリフへのキャシーの気持ちって、こうだったのか!
と、ケイト・ブッシュを通して理解した私であった。
・・・って、その昔、ハンパな文学少女で、ちょっとめんどくさいカンジだったんスよ、自分。
お恥ずかしいw
で、時は流れて、
ANGRA「
ANGELS CRY」の登場。

1993
VICP-5314
どひゃー!「嵐が丘」やってるじゃん!コピーじゃん!アンドレ・マトス、恐るべし!
・・・と、一人で大騒ぎしつつ、聴いた聴いた。聴きまくった。
この曲が好きなんだなーと思います、我ながら。
ケイト・ブッシュのアルバムは持っていたけれど、CDに買いなおしてはいなかった。
今回、偶然の再会でまた手にしたアルバムを、じっくり聴きなおしております。
「嵐が丘」メインで。
ケイト・ブッシュの嵐が丘と、アンドレ・マトスの嵐が丘は、場所が違うかもね。
キャシーも別な人だ。
似てるけど、違うキャシーだなと思う。
ヒースクリフも、ケイト版キャシーに「Let me in your window」と言われるのと
マトス版キャシーに言われるのとでは、対応が違いそうな気がする。
個人的には、あまりに男女のサガを追究しているヒトを見かけると、なんか
ちょっと息苦しいっつーか、そこまで「オンナ」「オトコ」ってところに嵌り込んで
溺れそうになってなくても・・・と、若干ひいてしまうんだけど・・・
でも、思った。
ケイト版キャシーの激しさや怖さを、男性は理解し得るんだろうか、とか。
マトス版キャシーのほうが、理解し易そう、とか。
歌詞が変わってるわけじゃないので、あくまで、ケイトとマトスの表現の差異が
こんなことを、頭の悪い私に、こんな夜中に(笑)考えさせるわけですが。
てか、勝手に妄想してるだけとも言うけどw
冬休みには「嵐が丘」を読み直してみよう。
なんだか、楽しみなような、コワイような。
コメント
ねこまたぎ | URL | majVSffg
同じ曲でも
確かに、ケイト嬢とアンドレくんでは情念が違うような気がしますね。
…原作は読んでないんですけど。なんか怖くて読めないですけど(^^;
( 2008年12月05日 21:34 [編集] )
TT | URL | v0W2OX1k
嵐が丘!
学生時代(もちろんANGRAなんてバンドが存在していなかった頃)、
Kate Bushの「嵐が丘」をバンドでカバーしました。
そのころもメタル馬鹿だったのですが、この曲は気に入って聴いていましたねぇ。
なので、意外と思い入れがあったりします。
で、Angraがカバーしたときには、nekometalさん同様、狂喜乱舞しましたよ!(笑)
( 2008年12月05日 23:56 [編集] )
nekometal | URL | -
■ねこまたぎさん
なんとなく「種」が違うような気がします。
それぞれの魅力があるなぁ、と交互に聴いております(^^)。
「なんか怖くて」・・・読んだ私も同感です(^^;)。
( 2008年12月06日 02:38 [編集] )
nekometal | URL | -
■TTさん
コピーなさったんですか。バンドで、ってのはいいっすね~。
私はピアノ曲としてやったことがあります。
・・・歌えなかったけど(自爆)。
「ピンクフロイドの妹分」的な売り出し方がありましたよね~。
懐かしいな~・・・とトシがバレるようなことを言う私であったwww
>狂喜乱舞
驚愕乱舞だったかもしれません(笑)。
この曲を取り上げてるということで、ANGRAって凄いと思ったっす。
( 2008年12月06日 02:46 [編集] )
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